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lead the life of a wanderer ペットロス
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ペットロス
非常に厳しい「現実」の話、かつ「怪めな」話です。
FFを現在楽しんでいる人は、あまり見ない方が良いかもしれません。。。

よって、当然の如く折り畳みです。


わたしは、時々、

「FFXIの辞め時、終わり時」

というのを考えています。
これは特にする事がなくなった時や目的がなくなった時に顕著です。

そもそも、当たり前の話なのですが「永遠にサービスが続くわけはない」ので、いつかは現在プレイしている全員が考えなくてはいけない事です。
サービスが開始されてから(2002年5月からですから)6年弱という月日が流れました。
今現在も流れつづけていて、サービスが続く限りプレイヤーは画面の向こうにいる自分自身のキャラクターと付き合い、遊ぶ事になります。

ペットロスという言葉があります。
文字そのままの意味で、「ペットを失う事」ですよね。
ペットを失うと、様々な心身(精神的・身体的)の症状が起こる可能性があると言われています。

FFXIのサービスが終了して、毎日顔を合わせていたキャラクターの姿を見る事が出来なくなったときに、これと同じ症状が起こるんじゃないかな? と個人的には思っていて、それが分かっているからこそ、メーカーはサービスが終了出来ないんじゃないか、とか思ってたりもします。
メーカーも当然、「儲けが出るから」終了しないんでしょう。それが企業ですから当然でしょう。しかし、サービス終了=人生終了の人が全く出ないとも限らないわけでして、そういう怖さがあるからという理由も全くないような気がします。(こんなのは、妄想で片付けられる話なんですけどね)

以前、どこかで書いたかもしれませんが・・・。
わたしは、2度ほどキャラクターを消して、FFXIを辞めようと思った事があります。
しかし、わたしは、ここでキャラを消してこの後の人生を何事も問題なく暮らせるのか、ということや、ここで消してわたしもいなくなる事で、周りの人間はどういう風に思うのか、等、色々悩みました。その結果、思い止まって現在に至っております。

正直言いますと、消す事が怖いのです。
わたしは初期組と違い、4年程の生活ですがそんなわたしですら、あまりのFFXIの依存症の為にどうなるか分からなかったというのがあります。
だからこそ、ブログを書く余力があるわけですし(本当に好きでもなかったら、愚痴等がありながらでも、こうやって毎日書き記すなんて、通常生活だとありえない話)、それを楽しいと感じていられるのですから。

ペットロス、普段そこにいる、あるのが当たり前の中、突如として消え去るというのは苦痛以上の何者でもありません。
ちょっとリアルな話になりますが・・・わたしは小学生の時に10年弱一緒に暮らしていた犬と永遠の別れを経験しています。
後は・・・実は、わたしの母親はもうこの世にはいません。
10年以上前に亡くなっております。
特に後者の場合は、それはもう耐えられない苦痛、茫然自失、人生を投げたくなる、そんな経験をしました。周りはわたしのあまりのうろたえぶりに「大丈夫か・・・?」と本気で心配しておりました。
そんな経験が、たかがゲームという現実でもないんでもないものですが、キャラとしてでも消えてしまうと、わたし自身、どうなるか・・・ってわけですね。

自分自身で、こういう生活を正しいとは思っていません。
ブログで毎日書き記したり、する事がないから野良サルベに行ったり、セカンドのレベル上げをしたりという事のどこが正しい、正常なのか?
麻薬ではないのですが、本当に自分ではどうにも出来ないという事もあります。
わたしと同じレベルの人が、ある日アカウントハック等でキャラを奪われた時の苦痛というのも、本当に想像を絶するものがあると思います。
去年の秋位から、ブログ関係でもすごい流行って怖い思いをした記憶があるので、今でも鮮明に記憶に残っています。そういう方のブログや、情報を仕入れる度に心が痛くなりました。

たかがゲームなのですが、一人でやっているものではないわけで、本当に人と付き合いがあり、結果なかなかずるずると辞められなくなる一因でもあるにはあるのでそれが良いかは又別問題なんだけど・・・わたしの中では少なくともペットと同じような扱いまで、キャラは成長しています。

ネコ、自分で操作していますが、自分自身とは思っていないです。
彼女ならどのように動くか、どのように考えるか、というのを想像して操作しています。
だから、見た目重視で、ネコらしくありたいと思っているわけです。
だから、ネコが誰かと喧嘩すると、わたしの操作が悪いから、わたしの地が出すぎて迷惑をかけているから、というような感じですね。

ありえないですよね、こんな話は。
しかし、実際そうだから仕方がない。
だから、このキャラを削除するということは、わたしがわたしの手で殺す、と言ってもいい感じです。

その代わり、そういうことをすれば代償としてわたしの心が砕けても仕方がないし、自分でそれを望んだのだから諦めろ、となります。

最初に書きましたが、ずっとこのような状況が継続出来るとは思ってません。
サービスだっていつかは終了します。これは確実です。
いつになるかはまた別の話ですがね。終了することで、人生終了な人が出てくる可能性が高いと考えると、させにくいような気もしますが。

でも、一番はじめにオンラインゲームとしてFFXIを始めた頃のわたしと今は、もう別人です。
考え方や、プレイングの仕方や、それに伴う生き方など、4年前と今では違いすぎるといっても大げさではないでしょう。
でも、それは自分が選択して、誰からも強要されないで選んだ事なので恨むことや、やり直したいと思う事はありません。それがわたしの人生なのでしょうからね。

出来ることなら、サービス終了と告知が出る前に、メーカーによってサービス終了だから切り捨てます、という話が出る前に、「自分の意志」でけじめをつけられれば良いなと思っています。
ただ、何度も書いていますが、ペットロスや、親族の死で経験した、その後の苦しい想いを考えると、非常に耐えがたいものがあるので・・・どうなるかは分かりません。

ぐだぐだとまとめることも放棄している文章を書いてしまいました。
こんな苦しい話を読んでくれる人はそうそういないと思いますが、もしいたならありがとうございます。

テーマ:FINALFANTASY XI - ジャンル:オンラインゲーム

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